踵・足裏の痛み 『足底腱膜炎』
外反母趾や足底腱膜炎のお悩みをオーダーメード・インソール(入谷式足底板🄬)で解決する、
名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所 代表 理学療法士 相谷です。
さて、前回、踵から足の裏の痛みとそのいろいろな診断名についてご紹介しました。
その中から、今回は…
『足底腱膜炎』についてお話します。
『足底腱膜炎』実は、最近では、『足底腱膜症』と呼ばれるようになってきています。
なぜか…それは、足底腱膜の部分に炎症が必ずしもないからです。
近年では、足底腱膜の踵骨(しょうこつ)付着部の変性・損傷後の修復不良であることが
分かってきています。(熊井、2002)
足底腱膜症のMRI: 足底腱膜の肥厚を認める【無刀流 整形外科、日本医事新報社より引用】
この足底腱膜炎(症)の痛みの場所というと、図の通りが一般的です。
そして、足底腱膜炎(症の)最大の特徴は、
・『起床時の一歩目の痛み』
・『しばらく座っていた後の立ち上がり動作時の痛み』
が認められることです。
この足底腱膜炎(症)については、どのように対応するかといえば、
・ふくらはぎ(下腿三頭筋・アキレス腱)のストレッチ
・足の裏(足底腱膜)のマッサージ
がおススメされていますが、意外と正しく行われないと効果が得られないことも多いです。
また、あいたにインソールとからだの研究所では、もちろんこれらのストレッチやマッサージで
改善しなかったという方が、多く来られます。
実は、足底腱膜炎(症)が長引いている人ほど、
・うまくストレッチができないような状況(アライメント不良・過度の偏平足)
・足底やふくらはぎが固くなってしまう原因が他にある(脚の長さの差・側弯症・過去のひどい捻挫など)
これらが存在する場合、その人にあった、オーダーメイドのインソールを作製することで、
効率よくストレッチが可能となり、速やかに改善していくことが多いのです。
ただし、その人がなぜ、その足底腱膜が固くなるのか、足だけを診るのではなく…
歩きや姿勢をしっかりと観察し、インソールを作製することが重要になります。
なかなか改善しない足の裏・踵の痛み、足底腱膜炎と言われた方、
是非一度、名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所にご相談ください。
本日も最後までブログをお読み下さり、本当にありがとうございました。
(理学療法士 相谷)