足底・踵の痛み ー『踵骨棘』足底筋膜が引っ張るという誤りー
足底筋膜炎や膝関節のお悩みをオーダーメード・インソール(入谷式足底板®)で解決する、
名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所 代表 理学療法士 相谷です。
さて、今回は『踵骨棘しょうこつきょく』についてですが、踵の裏側(足底)部分の痛みで、
整形外科を受診され、レントゲン撮影をした結果、受けた診断は『踵骨棘』という方、
非常に多いと思います。
そして…
■この踵の骨の棘が原因です。
■足底筋(腱)膜が踵の骨を引っ張ってできるんです。
と言われたのではないしょうか?
痛み止め・湿布を処方され、そのうち治りますと言われた方…
そんな方に朗報です。
近年、足の専門医では上の二つは否定的な見解が報告され、下のことが事実として確認されています。
■踵の痛みが消失した際に、骨棘が解消・軽減されていないこと
■足底腱(筋)膜の牽引力が骨棘を形成するのではなく、荷重による衝撃が骨棘を形成すること
■踵の痛みのない人にも、踵骨棘が存在すること
In 2014, a study examining x-rays from 900 people from a variety of age ranges found that 38% had a spur at either the bottom or back of their heel. 【the podiatrist(足病医) HPより】
つまり、『踵骨棘』そのものに関しては、衝撃がかなり日常的に作用していることは事実ですが、
痛みの原因とは考えにくいという解釈が妥当かと思われます。
ではなぜ、踵が痛むのか?それは、次回以降また詳細なお話をしていきたいと思います。
整形外科で『踵骨棘』と診断され、痛み止めと湿布だけ処方された方…
原因は、足の形(アライメント)や動き・姿勢にあることが多いと思われます。
名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所では、一般論ではなく、
あなたの身体だけを診て、あなたの問題点を改善するようにインソールを作製します。
姿勢や歩行などの動きを見てインソール(入谷式足底版®)を作製するそれによって、
多くの踵の痛みにお悩みの方が改善し、喜ばれています。
なかなか改善しない足の裏・踵の痛み、踵骨棘と言われた方、
是非一度、名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所にご相談ください。
本日も最後までブログをお読み下さり、本当にありがとうございました。
(理学療法士 相谷)