この足の裏の痛みって、モートン病? ひょっとしたら…中足骨頭下脂肪体萎縮?
外反母趾や足底腱膜炎のお悩みをオーダーメード・インソール(入谷式足底板🄬)で解決する、
名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所 代表 理学療法士 相谷です。
前回のモートン病に関連した話題です。
モートン病とは、モートン神経腫ともいわれ、足の裏の前の方に痛みが生じます。
典型的な部位は、中指・薬指の付け根あたりで、体重をかけたと時にしびれや痛みがひどくなります。
【足診療マニュアル、医歯薬出版株式会社より引用】
ただし、このモートン病は、神経腫を確認して、正確に診断することは難しいともされています。
そして、最近注目されている組織に『脂肪体』というものがあります。
このブログでも以前、『膝蓋下脂肪体』をご紹介しましたが、この脂肪体、実は足にはたくさんあるのです。
そして、なかでも『中足骨頭下脂肪体(ちゅうそくこっとうかしぼうたい)の萎縮』についての記述は、
日本より海外(submetatarsal fat pad)では多くみられます。
この『中足骨頭下脂肪体の萎縮』とは、簡単に言えば、指の変形や歩き方・姿勢により
母指球から小指球にかけての脂肪のクッションが薄くなり、体重をかけると痛むというものです。
【Plantar Fat-Pad Displacement in Neuropathic Diabetic Patients With Toe Deformity より改変引用】
実際に、あいたにインソールとからだの研究所にもこの症状と思われる方が多く来られます。
その方々の多くは、整形外科にて、モートン病と診断されていることが多く、
治りにくいと説明を受けているようです。
確かに、症状が長引く方もいらっしゃいますが、この『中足骨頭下脂肪体』の問題と捉えて、
インソールでの対応をすれば、ほとんどの方が改善可能です。
長い間、この足の裏の痛み・モートン病と診断されお悩みの方、または痛みが長くなるその前に、
是非一度、名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所にご相談ください。
本日も最後までブログをお読み下さり、本当にありがとうございました。
(理学療法士 相谷)