足の痛みのいろいろ【外反母趾・内反小趾①】
偏平足や外反母趾などの足のお悩みを解決する名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所 代表の相谷です。
お盆も過ぎ、残暑も厳しい毎日ですが、いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます。ここのところ、HPをご覧になってからのお問合せを多く頂き、本当に皆さまには感謝しております。一方で、インソール作製に関しては、3週間待ち程度になってしまい、『できるだけ早く作って欲しい』との声も頂いておりご迷惑をおかけしており、大変申し訳ありません。ですが、1日1~2件程度しか作製できない、おひとりおひとりを大事に丁寧に作製させて頂いているため、このような状況であることをご理解頂ければと思いますので、ご協力よろしくお願い致します。
さて、今回は、『足の痛みのいろいろ』シリーズですが、みなさんの足の悩みで最も多いといっても過言ではない『外反母趾(がいはんぼし)』をご紹介したいと思います。しかし、この外反母趾、本当に奥が深く1回では紹介しきれませんので、今回は、まずこの『外反母趾』の意味についてご紹介します。
まず、『外反母趾』は『外反』と『母趾』に分けられます。
■母趾:足の親指を専門的に言うと『母趾(ぼし)』となります。
※また小指はというと、『小趾(しょうし)』と言います。
■外反:字のごとく『外に反らす』『外に曲がる』という意味です。足部において、医学的に『外』というのは、小指や外くるぶし側を示し、『内』というのは、親指側や内くるぶし側を示します。
つまり、『外反母趾』というのは、足の親指(母趾)が小指方向に曲がっている(外反)状態を言います。意外とシンプルに名前がついていますよね?医学用語は一見、複雑そうに見えたり、聞こえたりしますが、意外と法則さえ理解してしまえば、そんなに難しくないのです。
【足の臨床、MEDICALVIEWより改変・引用】
ちなみに、『内反小趾(ないはんしょうし)』というものもあります。勘のいい方はもうイメージできているでしょうか?これは、そうです、足の小指(小趾)が親指側に曲がっている(内反)という状態です。
【足の臨床、MEDICALVIEWより改変・引用】
いかがでしょうか?外反母趾や内反小趾、外反母趾は有名ですが、内反小趾はあまり知られていません。でも、靴を履くと小指が当たって痛いということは、意外とよく聞かれます。この状態が長く続くとだんだんと小指が親指側に曲がってきて、『内反小趾』が進行していくのです。
今回は簡単に『外反母趾』『内反小趾』をご紹介しました。これらの原因や対策などは、非常に奥が深いので、数回に分けてご説明したいと思います。
あいたにインソールとからだの研究所では、外反母趾・内反小趾でお悩みの方に対して、なぜそうなるのか、その原因をその人の動き・状態から見つけ出し、その人にあった方法で、対応しお悩みを改善致します。外反母趾や内反小趾でお悩みの方は、是非一度、あいたにインソールとからだの研究所にご相談下さい。
本日も最後まで、お読み頂きありがとうございました。