『X脚』『O脚』でお悩みの方へ。『膝』のお話①
外反母趾や足裏の痛みのお悩みをインソールで解決する名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所 代表の相谷です。
今回は、膝についてのお話です。最近、あいたにインソールとからだの研究所には、膝の痛み・お悩みでインソールを作製に来られる方も増えてきました。
靴の中敷き・インソールで、膝に関係あるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方にまずは、膝のお悩みでよく聞かれる、『O脚』『X脚』についてお伝えしたいと思います。
膝は、まず
■太ももの骨(大腿骨だいたいこつ)
■すねの骨(脛骨けいこつ、腓骨ひこつ)
■お皿(膝蓋骨しつがいこつ)
の4つの骨で構成されています。
また骨と骨の間・継ぎ目を『関節』と言いますので、
■太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間 = 脛骨大腿関節(けいこつだいたいかんせつ)
■太ももの骨(大腿骨)とお皿(膝蓋骨)の間 = 膝蓋大腿関節(しつがいだいたいかんせつ)
を合せて、『膝関節』と呼んでいます。
『X脚』や『O脚』は、この脛骨大腿関節の位置関係(アライメント)つまり、太ももとすねの位置関係により、決定されるのです。
特に、皆さんが気になるのは、加齢的変化で起こってくる『O脚』による痛みではないでしょうか?日本人に多いとされる加齢的な『O脚』は、『変形性膝関節症(内側型)』と言われ、一般には、60代~80代で、膝周辺・膝の内側(時に膝の外側)の痛みを訴えられます。平地を歩くのも痛いという方や階段、特に階段でも下りが痛いという方、非常に多いです。
これは、『O脚』の方の膝が、この写真のように、膝の内側の関節面がぶつかるようになるためと言われています。『X脚』は、その反対で、外側の関節面がぶつかるようになります。