『偏平足』=『土踏まず・アーチを上げればよい!』って本当?
足底腱膜炎や外反母趾などの足の痛みのお悩みをインソールで解決する名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所 代表の相谷です。
最近、『インソール』や『オーダーメイド・インソール』など、よく耳にするようになりました。以前のブログでもご紹介したように、日本のインソールに対する認知度はヨーロッパなどに比べれば、まだまだ低いのが現状と思われます。ヨーロッパでは、『目が悪ければ、メガネ。足が悪ければ、インソール』というは常識のようです・・・
さて、今回は、『偏平足』についてです。『外反(がいはん)扁平足』とか『回内足(かいないそく)』『flat foot(フラットフット)』などとも呼ばれます。
皆さんは、偏平足は足のアーチが低くなっている・つぶれているから、インソールで土踏まずを持ち上げればいい!と思ってらっしゃると思います。確かに、多くの場合はそうかもしれません・・・
※この方は、確かに『扁平足』に『外反母趾』ですが、踵が外に倒れています!
アーチを上げたら、踵がもっと外に倒れてしまいませんか?
しかし、あいたにインソールとからだの研究所には、いろいろなところで偏平足だと言われて、インソールを何足も作ったけど、なんか症状が変らないとか、なんかしっくりこないんだけど、という方が多くいらっしゃいます。
※確かに『偏平足』です…
そうなんです。インソールが普及することは、大変いいことだとは思いますが、『インソール=アーチを上げる』『偏平足=アーチを上げる』ではうまくいかない場合もあるのです。
※踵を『内側に倒す』=『偏平足』に向かう方向にテーピングを巻く方が、足の向きが改善してます!
あいたにインソールとからだの研究所では、このようにテーピングやパッドを貼って、必ずまず最初に設計図を作るのが特徴です。