セミナー開催報告 ~静岡県浜松市Athlete Village(2016/09/11)~
偏平足や外反母趾などの足のお悩みを解決する名古屋・長久手のあいたにインソールとからだの研究所 代表の相谷です。
先日(9/11)に、静岡県浜松市にあるトレーニング施設【Athlete Village】にて、セミナー講師をさせて頂きましたので、今回はそのご報告です。
今回のこのセミナーは、以前(2016/06/12)、開催したものの続編で、前回に引き続き、内容を復習しながら、さらに内容を深めていくというものでした。
前回のセミナーのあと、受講者の方から、『痛い場所が、なんでわかるんですか?』『(指摘した場所が)いつも張るの気になっててん。』などとセミナーのタイトル通りの声が聞けたとの嬉しい声を頂きました。
『歩行』の捉えることは、簡単なようで非常に奥が深いものです。人間は、教科書通りの左右対称なきれいな歩き方をしている訳ではありません。また、その左右対称できれいな歩きを求めること、つまり、『こうやって常に歩いて…』などと意識させることにも無理があるのです。
そもそも、人間は『歩く』という動作を『考えて』行っている訳ではありません。脳の活動を最小限に、反射的に歩いているということが明らかになっています。
つまり、現在の身体の状況を踏まえて、『無意識に移動すること=歩行』なのです。そのため、現在の身体の状況・姿勢がどのようになっているかを診ることで、およそ歩き方が推測できるのです。そして、その推測が適切にできたとき、『なんでわかるんですか?』って言ってもらえるようになります。
その姿勢の把握・評価をより深めるのが今回のテーマでした。受講者の皆さんも、その重要性を理解して頂けたようで、前回にさらにも増して、熱心に実技に取り組んでいました。
あいたにインソールとからだの研究所では、『歩行』について、左右対称に歩くことを目的にするのではなく、その人に適切な、お悩み・訴えが軽減する歩き方・動き方を追求し、それを無意識に実現できるようにインソールを作製するようにしています。
その一過程を、理学療法士・柔道整復師さらには、ピラティスインストラクターの皆さんに広く知って頂くことで、身体の不調を抱えた方々のお悩みを速やかに解決できるようになればと、このような活動を継続していこうと考えております。
本日も最後までブログをお読みいただきありがとうございました。