『型をとらない』ということ…

あいたにインソールとからだの研究

0561561335

お問い合わせ

ブログ

『型をとらない』ということ…

『型をとらない』ということ…

外反母趾や足底腱膜炎(足底筋膜炎)などの足の痛み、体のゆがみでお悩みの方、インソールであなたのお悩みを解決する、あいたにインソールとからだの研究所、代表の相谷です。

 

さて、今回は当研究所のインソール作製方法の特徴である『型をとらない』ということについてお話ししたいと思います。ここ最近、いろいろな種類・素材のインソールが、またさまざまな作製方法のインソールがいろいろな場所で提供・販売されており、足やからだでお困りの皆さまも、何を基準に選べばよいのかお困りのことと思います。さらには、金額についても下は100円から(100円ショップさんなど)上は、5~6万円(?)まで、なぜそんなに幅があるのか疑問なのではないでしょうか?

 

その答えは、ひとつではないのは、もちろんですが、私の考えをお伝えしたいと思います。自分にあったインソールをすでに見つけられている方は、それがどんな作り方であろうと金額であろうと問題ないと思います。まだ自分にあったインソールに出会えていない、現在のインソールに若干の不満・違和感を感じる方に参考になればと思います…

 

【種類・素材】

固いものから、柔らかいものまでさまざまです。一般には足の裏のタコ(胼胝、べんちと読みます。)、魚の目やリウマチで関節が変形し足が痛いという方には、やはりクッション性のある柔らかいものが好ましいと思います。

一方で、スポーツ選手などスピードや力の発揮が求められる場合には、柔らかすぎると地面からの反力が吸収されていまい非効率的になるため、固めのものがよいように思われます。当然、固ければ負担も増えますので、その兼ね合いが重要ですし難しい微妙なところになると考えられます。

 

【作製方法】

大きく分けて3つになると思われます。

①型を採り、それに基づき作製するもの

②既成のパッドを貼り重ね・組み合わせ作製するもの

③型をとらず、ベースとなる形から削り出し作製するもの

 

どれが一番のオーダーメイドになるか?自分だけのインソールになるか…  それは、わかりません。インソールを作製する側が、どれだけその人に合わせて作ろうという熱意があるか、どこまでこだわって作製しようとしているか、結果としてお困りの皆さまが満足・納得して頂けるか。それこそが、オーダーメイドと言うにふさわしいかの基準ではないかと思います。

 

しかし、これでは作ってみないとわからないのか…ということになってしまいますので、私なりの考えを少しだけお伝えします。

 

①型を採り、それに基づき作製する、そのメリットは非常に安定感があることが多いことと思います。つまり、立ち仕事などずっと同じ姿勢を保つ必要がある環境で、お困りの方はこちらがお勧めです。

 

②既成のパッドを貼り重ね・組み合わせて作製する、そのメリットは、いくつかの既成パッドを組み合わせることから、その組み合わせによりその人その人に合わせることができることだと思います。またこの作製方法については、①~③の中では安価な(5,000円~8,000円前後)傾向にあるかと思われます。ただし、あくまでも既成パッドの組み合わせなので、既成パッドよりも細かく・薄くという微妙な調整は難しいのではないでしょうか…

 

③型をとらず、ベースとなる形から削り出す、そのイメージとしては、1本の木から作る彫刻や石像のようなイメージです。つまり、作り手によって無数のパターンが可能となります。裏を返せば、非常に微妙な難しい作業・工程になりますが、可能性としてはどんな人にも合わせられる可能性があるということになります。(何度でも調整が可能です)少々無責任な意味合いになるかもしれませんが、『アート』な要素です。

 

6D4A7424

ただし、①と③での比較において、対照的な『型をとるか・とらないか』ということに関しては、私が非常に重要に考えていることがあります。

①のメリットが『型をとる=安定感がある』ということだとすれば、③は、『型をとならない=安定感が得られにくい』ということになるかもしれません。さらには、『安定感が得られにくい=不安定』と言えると思います。

この不安定、実は非常に奥が深いところで、人間は一日の中で歩く・動くことが多いものです。この『動く』ということは、極論を言えば『安定』していてはいけません。『安定=静止』です。つまり、『不安定だからこそ、動ける』のであり、『転倒しない範囲の不安定が最も効率がいい』ということになります。

 

あいたにインソールとからだの研究所では、入谷誠先生が考案された『入谷式足底板®(入谷式インソール)』を採用し、作製しております。この方法はまさに、究極の不安定、必要最小限の安定感を実現する方法だと思います。また作り手の意図が100%反映されるので、立ち仕事の方のように安定感を重視しようと思えばいくらでも安定感のあるインソールが作製できる、つまり、本来の意味での『オーダーメイド』が実現できる方法なのではないかと思います。

歩行差し替え用 - コピー

【型を採らず、さまざまな場所に自由にパッドを貼って設計図を作製】

 

これまで、『何足もインソールを作ったけど、なんとなくしっくりこない』『スムーズに歩きたい』など、他とは違う・動きを重視したインソールを作製したい方は是非一度、あいたにインソールとからだの研究所にご相談下さい。あなたの症状・お困りなことの改善に全力で熱意をもって対応します。

 

本日もブログを最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。

 

お気軽にお問い合わせください

0561561335

お問い合わせ

インソール作製中、施術中など電話にできることができないため、
留守番電話にメッセージを残していただければ必ず折り返しのお電話をさせていただきます